アジアの大富豪が所有するインドの通信会社、世界最大級のブロックチェーンネットワークの構築を計画

インドでブロックチェーン活用
アジアの大富豪が所有するインドの移動体通信事業者が、世界最大級のブロックチェーンネットワークの構築を計画していることが判明。データのプライバシー保護に活用するだけでなく、様々な業界に導入する予定だ。

インドでブロックチェーンネットワーク構築

アジアの大富豪Mukesh Ambani氏が所有する、インドの移動体通信事業者Reliance Jio Infocomm社が、ブロックチェーン技術の導入に向けて動いている。

同社は、これから1年の間に、世界最大級のブロックチェーンネットワークをローンチする予定だ。Ambani氏は、同社の親会社Reliance Industries社の年次株主総会で、「我々のブロックチェーンは、初日から何万ものノードを稼働させる」と語った。

このブロックチェーンは、ユーザーのプライバシー保護など、様々な業界の発展に活用される。

Ambani氏は、「ブロックチェーンを導入すれば、どんな種類の取引でも、安全に、信頼性を保ったまま実行でき、処理の自動化や効率化を望むことができる。ブロックチェーンはインドにとって極めて重要な技術だ。特に、我々の経済の中核を成す農産物等のサプライチェーンを近代化できる」と株主総会で説明している。

さらに「ブロックチェーンを活用することによって、データのプライバシーを保護する新たな方法を生み出すことができる。インド国内のデータ、特に消費者のデータを、インド国民が管理できるようになり、海外の企業などに任せる必要はなくなるのだ」と語った。

2018年11月には、石油やガスの複合企業であるReliance Industries社もブロックチェーンを導入した。金融業界のHSBC India社とING Bank Brussels社と協業し、貿易の金融取引に活用している。

CLOSE
CLOSE